WordPressで記事の投稿を開始する前に、絶対にやっておくべき設定としてパーマリンクの設定があります。
パーマリンクとは記事ごとに付けられるURLのことで、次の理由から一度設定した後の変更はできるだけ避けるのが基本です。
1.他のWebページからのリンクが無効となる。
2.SNSによるシェア数がリセットされる。
(=SEO評価がリセットされる)
一度設定したパーマリンクを変更するということは、投稿した記事のURLを変更するということなので、自身の他の記事に貼ったリンクは無効化してしまいます。また、もし誰かのWEBページなどにリンクが貼られていた場合、そのリンクも当然無効化してしまいます。
自身のサイト内でのリンクであれば修正可能ですが、他の誰かのサイトに貼ってあるリンクは修正しようがありません。
リンク数はSEO評価に直結すると言われているので、せっかく貼ってくれたリンクが無効になってしまうのはとっても勿体ない事です。
又、WEBページがSNSでシェアされるとその回数がカウントされていき、回数が多いほどSEO評価が高くなるそうですが、URLを変更してしまうとこのカウント数もリセットされてしまいます。
以上の事からも『 一度設定したら基本的に変更しない 』ことが重要であることが分かります。
<余談>
ちなみに私はよく調べずに設定して、この記事を書く前に変更しました。
まだ投稿数も少なく誰にも読まれていないだろうし、問題はなかったと思いますが(笑)
この記事を読んでくれている皆さんはきちんと設定してから投稿してくださいネ。
『 一度設定したら基本的に変更しない 』ためには最初にルールを決めてそれを守る事が重要です。
推奨するルールとしては
・日本語を使用しない
・できるだけシンプルに
・ページの内容が一目でわかるように
などがあげられます。
日本語を使用しない理由は、日本語で設定した場合にエンコードされてしまいURLの意味が失われてしまう事があるからです。
表示が『 %82%A3%E3%82%AD・・・ 』といった意味のない文字の羅列に変換されてしまい、無駄に長くURLの内容が読み取れなくなり、何やら怪しさも出てしまいます。
シンプルに、ページの内容が一目で分かる英単語の組み合わせやローマ字表記が望ましいと思います。
設定を例をあげて解説します。
よく使われる設定は、カテゴリー名と記事タイトルを入れる場合と、記事タイトルのみを入れる場合の2パターンです。
①カテゴリー名と記事タイトルを入れる場合
https://○○○.com/カテゴリー名/記事タイトル
②記事タイトルのみを入れる場合
https://○○○.com/記事タイトル
例としてカテゴリー名をワードプレス(wordpress)、記事タイトルをパーマリンクの設定(permalink-setup)としましょう
①の場合は
https://○○○.com/wordpress/permalink-setup
②の場合は
https://○○○.com/permalink-setup
となります。
①の設定だとその記事がどのカテゴリーに属した何について書いた記事なのかが明確になっていてとても理想的なのですが、後々カテゴリーの構成を変更したくなった時に、カテゴリーを変更する事によりURLが変更されてしまい前述したような不都合が発生してしまいます。
一方②にしておけば、記事の内容についてのみで設定しているのでいくらでもカテゴリーを編集することが可能となります。
これは本当に好みもあって悩みどころだと思いますが、この先の実運用面を優先し、将来起こりえる変更に対応できるように②の設定にしておくのが望ましいと思います。
私も好みなのは『 カテゴリー名/記事タイトル 』だったのですが、先々を考えて『 /記事タイトル 』のみの設定としました。
それでは実際にパーマリンクの設定をしてみましょう。
サイドメニュー ➡ 設定 ➡ パーマリンク設定
カスタム構造に☑チェックを入れて『/%postname%』を選択し、ページ下部にある『設定を保存』
これで記事上部のタイトルの下、パーマリンクのURLを編集できるようになります。
パーマリンクとは
記事ごとに付けられるURLのこと。一度設定したら変更しないのが基本。
設定のルールは
・日本語を使用しない
・できるだけシンプルに
・ページの内容が一目で分かるように
設定の仕方は
サイドメニュー ➡ 設定 ➡ パーマリンク設定
カスタム構造にチェックを入れ『/%postname%』を選択すると
記事上部のパーマリンクのURLを変更できるようになる。